青年小屋から編笠山へ
編笠山へは久しぶりの岩稜体登山だった。
今までの道とは趣が全く異なる。
樹林帯になるまで、目印を目標に岩を慎重に選びながら進む。
岩場は首から2台ぶら下げているカメラが気になり、思うようにペースが上がらない。
ちょうど岩稜帯を抜けるくらいになると、権現岳とその手前にそびえるギボシがとても綺麗に見えた。
約30分ほどで山頂に到着。
編笠山到着
編笠山山頂は周囲に遮るものがなく開放的でとても気持ちがいい。
今まであまり見えなかった八ヶ岳の最高峰、赤岳が綺麗に見えた。
名前の由来通り他の山より斜面が赤い。
りんごを食べ栄養補給し、下山開始。
編笠山から富士見高原へは、南西側の斜面を下っていくが、風がとても強かった。
途中まで富士見高原と書いてあったのに、岩稜体を抜けるあたりで矢印先がいきなり「信濃境口」と書かれてあった。
間違えて別のルートに来てしまったかと焦った。
地図を精査して方向に問題ないことを確認してそのまま進む。「信濃境」は、駅の名前だったようだ。
コース上にあるはずのシャクナゲ公園は結局どこかわからなかった。
編笠山と富士見高原間の方が富士見高原から西岳の登山道よりもよりワイルドに感じた。
宿の夕食時間に間に合わない恐れがあったので、休憩を減らしペースをあげた。
盃流しと呼ばれる一枚岩は、2018年の台風24号により破壊されたようだ。
駐車場到着は17時45分。
下山に思ったより時間がかかったけれど、結局ほぼ予定どおりのコースタイム。
アブに付きまとわれた以外は、変化に富んでいて楽しめた。
SOY-MAP
35.923047
138.306904
14
20200627.kml