吾妻連峰は東吾妻山、一切経山などから成り、最高峰は西吾妻山で標高2,035メートル。日本百名山にも選定されている。
その中で一切経山は、吾妻連峰の東に位置する標高1949mの活火山だ。
駐車場のある浄土平から山頂まで標高差約370m、片道1時間半程度で登れ、比較的楽に絶景を楽しめる大変魅力的な山である。
浄土平から一切経山(いっさいきょうざん)へ
2014年9月27日のこと
福島県にある日本百名山、吾妻連峰の東側に位置する一切経山と吾妻小富士に登ってきた。
一切経山と五色沼 浄土平(7:50)〜 (9:05)一切経山〜 (10:05)家形山〜 (12:50)浄土平駐車場 ランチ 浄土平駐車場(13:35)〜 (13:40)吾妻小富士稜線〜 (14:20)浄土平駐車場
浄土平駐車場から一切経山を目指す。
磐梯吾妻スカイラインを通り、駐車場には7時に到着。
この駐車場は普通車だと200円かかるはずが、朝早く来ると無料になる。
駐車場は思ったより空いていた
今年の紅葉のピークには少し早かったようだ。
中腹からは噴煙が上がっており、登山道では一部硫黄臭が漂っていた。
なだらかな登りが続く。
少し登ると、浄土平のシンボルである吾妻小富士の全体像が見えた。
色とりどりでとても気持ちのよい登山道だ。
鎌沼との分岐を超えてすぐ、避難小屋とバイオトイレあり。
吾妻小富士の全容が見えてきた。
1時間ほどで一切経山到着
一切経山の標高は1948.8m
1時間ほどで到着する登りやすい山だった。
山頂付近は風の通り道で結構寒い。
山頂から少し進むと、眼下に五色沼が現れる。
別名「魔女の瞳」とも呼ばれる。
今まで見た全国で数ある五色沼の中でも、色合いが特に美しい。
せっかくなので、近くまで行ってみることにした。
湖畔まで降りて来る甲斐はある。
山頂から見る景色とはまた違って、一切経山側の斜面が見事に色付いていた。
そのまま吾妻山系の縦走ルートである家形山まで登ることにした。
家形山側から見る一切経山と魔女の瞳のコラボレーションもまた素敵だ。
来た道を酸ヶ平の分岐まで戻り、今度は鎌沼方面へ。
体力に余裕があれば東吾妻山にも登ることができるが、今回は東吾妻山は諦め、周回するコースで浄土平に戻ることにした。
浄土平へは約5時間で戻ってくることができた。
日本でも屈指の美しい紅葉を十分に堪能した。
レストハウスで昼食をとり、午後は吾妻小富士に登ることにした。
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20140927.kml