御室小屋に到着
登山口から約4時間で到着した。
外輪山と新山のゴツゴツした岩の塊に囲まれている。

カップヌードルを食べて休憩。
ここまで来たからには、新山まで登りたい。
ここのトイレは臭かったみたい。でも利用できるだけありがたい。
30分ほど休憩し、ここから新山へ。

小屋から新山へは今までと趣が全く異なる急登の岩稜体。
鳥海山の核心部。

大きな岩を縫うようによじ登る。噴火の痕跡が比較的新しく物々しい。

ストックは仕舞わずにいられない。
両手両足、おしりを使ってよじ登る。

反対からくる人と入れちがえる場所が少ない。

かなり遅くに出発したから人が少なめだけど、混雑時はもっと大変だ。

鳥海山新山山頂:2236mに到着。

30分ほどの休憩を2回挟んで、所要時間は、ちょうど5時間。
今回は山頂まで来れるとは正直思っていなかったので、とても感慨深い。


トイレを復旧いただき、天候が回復してくれたことに感謝。
山頂は狭いので早々に退散し、帰りは七高山経由で外輪山を巡って戻ることにした。

胎内くぐりを通過し厳しい岩稜帯を抜けると、コース最後の雪渓が現れた。万年雪だそうだ。


迂回することもできたが、前のパーティが雪渓下りをオススメしてきたのでついていく。
最後傾斜がキツくなるので、なるべくスピードが出ないよう滑るように進む。
雪渓が終わると今回外輪山へ最後の一踏ん張り。

稜線に出ると、左に100m進むと七高山。右に進むと七五三掛に戻れる。
日が暮れる前に戻りたいので、七高山には寄らずに帰路へ。

雲が少なくなり、雄大な景色が疲れた体を軽くしてくれた。





外輪山から眺める庄内平野も綺麗だ。


気持ちの良い稜線を足早に進む。



御浜小屋で最後の休憩をとり、最後鉾立展望台に寄り道して下山した。

鉾立展望台からは、男鹿半島がとても近くに見えた。

登山を終えて。
駐車場に着いたときにはすでに18時半になっていたが、天候が回復してくれたおかげで気持ちの良い登山が楽しめた。
今回は望遠レンズを持参しなかったためにいつもより装備が軽く、快調にいいペースで登れた。
鳥海山はお気に入りの山の一つになったので、違うルートでも登ってみたいと思う。
今後につながるとても充実した登山となった。

SOY-MAP
39.1219612
139.9906804
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20200724.kml