昭和の時代の鉄道遺産。
鉄を求めて敷設された戦争遺産の一種。
群馬県中之条町にある旧太子(おおし)駅。
群馬鉄山で取れた鉄鉱石を運ぶためにこの地に鉄道が敷設された。
群馬鉄山は現在のチャツボミゴケ公園。
鉱山跡に酸性の水を好む苔が自生する
採掘された鉄鉱石は川崎まで運ばれたそうだ。
JR吾妻線・現在の長野原草津口までの線路跡は、Googleマップの航空写真でそれとなく確認できる。
約20年間で資源が枯渇。
鉱山の閉山に伴いこの駅も昭和46年に役目を終えた。
「ホッパー」
ホッパーとは、鉄鉱石などを貨車に流し込む施設。
チャツボミゴケ公園からこの太子駅までは直線距離で約8キロもある。
もう少し近づけなかったのだろうかというのが素直な感想。
駅舎は平成30年に復元。
このような施設が残る限り、戦争の記憶も残り続ける。
そのためにもこういった施設は保存されるべきなんだろうと思う。
この太子駅の少し南には、観光地の赤岩集落もある。
六合村の南部に位置する赤岩地区は、平成18年7月5日に群馬県初の国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されました。 地区内を南北に走る通り沿いに昔ながらの家並みが続いています。高野長英が隠れ住んだ湯本家が中心にございます。赤岩は数多くの養蚕農家などが残っている集落です。
https://nakanojo-kanko.jp/kuni/spots/重要建造物保存地区・赤岩地区/
ここのお土産で買った乾麺のそばがとても美味しかった。
SOY-MAP
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